ゴマから発生する硫化水素と電子機器の故障
今日は真面目で、少し意外というかビックリな話。
ある工場でやたらと空調設備が壊れる事例があった。
その工場はゴマを商品として手掛けるゴマに関してはスペシャリストな工場です。
二階は炒りごま系、一階はすりゴマ系を生産していますが、何故か一階の空調設備…とくに基板が壊れる被害が頻発。
基板を交換しても、機械そのものを新しくしても壊れまくる…
二階はそうでもないのが、また不思議。
原因は何だ⁉︎
何故だ何故だと調べてみたら、すりゴマから硫化水素なるモノが発生していて、その硫化水素が基板を壊している事がわかった。
恐らく銅などを錆びさせるんではないだろうか。
空調は銅だらけだしね〜、そういや配管も腐食してたらしい
対策は室内の空気を常に綺麗にするように工業用の馬鹿でかい空気清浄機をつかって、硫化水素を空調設備の中に入れさせない。
あとは基板などのコーティング。
これをするだけで壊れまくってた基板不良がピタリと止んだ。
しかし、ゴマから硫化水素が発生していて、それが基板を壊しているって誰が想像する?
原因が意外すぎて、ビックリした。
そのすりゴマからの硫化水素…人体には影響ないんだろうか